日本では、住宅の省エネルギー性能を高めるための住宅性能に関する基準「次世代省エネルギー基準」が定められています。
八角堂では、断熱性を示すQ値(熱損失係数)、気密性を示すC値(相当隙間面積)について、いずれも次世代省エネルギー基準を上回る数値を実現しています。
●断熱システム
住宅の省エネルギー化は、消費エネルギーの節約や住空間の快適性だけでなく、二酸化炭素の排出を抑えて、地球温暖化対策にも貢献しています。
国は昭和55年に省エネルギー法に基づく住宅の断熱性能基準「省エネ基準」を定め、平成4年に「新省エネ基準」、平成11年に「次世代省エネ基準」と、
内容の見直し・強化が図られてきました。これらの基準は強制力を伴いませんが、たとえば住宅金融公庫の融資において、いずれかの基準を満たすと、
最も低い基準金利の適用や一定額の割増融資が受けられます。 また「住宅性能表示」の「温熱環境」については、「次世代省エネ基準」をクリアすれば最高ランクに等級4、
「新省エネ基準」をクリアすれば等級3となります。 当社では断熱性を示すQ値(熱損失係数)、気密性を示すC値(相当隙間面積)について、
いずれも新省エネ基準を上回る数値を標準施工としております。
※Q値とは…建物全体の断熱性能をあらわします。
※C値とは…建物全体の気密性をあらわします。
●耐火システム
ツーバイフォー工法では、火の通り道となる床や壁において、枠組材などが、ファイアーストップ材となって空気の流れを遮断し、上階への火の燃え広がりを防止します。
その耐久性の高さから、省令準耐火構造として認められています。 また、壁や天井を覆う石こうボードには、約21%の結晶水が含まれており、炎があたると水蒸気を放出して、構造体の発火を遅らせます。
ツーバイフォー工法は、一般的な在来工法の住宅よりも優れた耐火性を添えています。